11月６日、当JA生活センターホールにて、組合員、組合員家族の女性とＪＡ役員、女性職員ら約９０人が出席し、女性の事業参画をすすめＪＡ自己改革に女性の意見を反映させるため、“女性だけで農協を語る機会”をと女性版農協座談会が開催された。
森屋要二組合長はあいさつで「現代社会の変化にＪＡも先を見据えて対応していかなければならない。持続可能な農業の実現に向け課題は多い。ＪＡの自己改革に、ぜひ女性の皆さんの意見をきかせてほしい」と話した。
意見交換では「ＪＡの経営基盤の状況や今後の展望について聞かせてほしい」「地域の方からＪＡを利用してもらうには消費者ニーズを取り込むことが重要」などの意見が出された。森屋組合長は「地域農業は厳しい情勢だが農家組合員がより結集し、ＪＡの組織力で乗り越えていきたい」と応えた。
座談会終了後は、ＪＡ組合員の加工グループ「ばーむさんく」が米粉などで作ったスィーツや、農家レストランを経営する高梨美代子さん（廿六木）の郷土料理で懇親会を行った。参加者からは「ＪＡの集会はまだまだ男社会。こうして女性だけで気楽に話ができるのは楽しい。女性職員の頼もしい一面をみた。いろいろと相談に乗ってほしい」などの感想があった。
